IKISHIMA FACTORY
有限会社アトリエフォルマーレ 壱岐工場

ABOUT 会社紹介

IKISHIMA FACTORY

九州と対馬の間に位置する長崎県離島、壱岐島にIKISHIMA FACTORYはあります。過疎化により閉園した保育園跡地をリノベーションし、バッグ・革小物の小さな工場を2020年1月にオープンしました。全国に壱岐島の魅力を伝えるべく、新たな観光スポットとして工場直営のレザークラフトショップを併設しています。

BUSINESS 事業内容

バックをはじめとした皮製品の製造・加工・販売

皮製品の製造・加工
“幻の和牛”として知られる地元のブランド牛「壱岐牛」の革を使用したオリジナルブランド「YUFU」をはじめとした皮製品の製造・加工を行っています。日常生活の中で感じた「こんなものがあったらいいな」を盛り込んだ商品をすべて手作りで生産。軽く柔らかで上質な仕上がり、使いやすいものであることを心掛けています。 また、YUFUのアイテムは全て月讀神社でご祈祷しており、大自然のパワーと「幸せが訪れますように」と願いを込めています。
皮製品の販売・接客
工場の一角に設けた「YUFU」の展示・販売スペースで職人自身が販売・接客。 工場や職人をもっと身近に感じてほしいという思いから、職人の作業現場を見ていただけるようにしています。
皮製品ワークショップや体験イベントの企画・運営
実際に工場を見ていただいたり、ものづくりを体験してもらうことで、島の若者のやってみたい!という気持ちを育てたいと考えています。 ものづくりの感動を通して「将来レザー職人になりたい!」「このお店で働きたい!」と思ってくれる若者が増えれば、これ以上幸せなことはありません。 弊社をきっかけに、島の若者たちが洋服・アクセサリー・ファッションに興味を持ち、ブランドを立ち上げる。そんな未来を築く一端を担えればと思っています。

INTERVIEW インタビュー

工場長 西永智子
どんな想いで事業を立ち上げましたか?
地産レザーブランドで雇用を生み、過疎化する壱岐島の未来を守りたい!そんな思いのもと有限会社アトリエフォルマーレの新しい事業所として、壱岐島ファクトリーはできあがり、私含めた3人の女性職人で壱岐島ファクトリーはスタートしました。工場のある壱岐島は私の生まれ育った故郷でもあります。壱岐島は「若者の島離れ」という大きな問題を抱えています。それを解決するために、「住んでいる人たちがワクワクしながら働いてもらえる場所を作ること」を目標に日々仕事に励んでいます。
今後の展望や目標はありますか?
最終的に目指しているのは、島の若者の「やってみたい!」のきっかけになる場を作るということです。雇用を増やし、壱岐島ファクトリーでのワークショップや体験イベントをより強化することで、地元の子どもたちが工場に気軽に立ち寄るきっかけができます。それらを入り口として、隣接した工場に足を運んでいただき、私たち職人たちが作業している現場をじかに見てもらう。 「へぇ、バッグってこんな風に作るんだ!」 実際にものづくりを体験してもらうことは、島の若者のやってみたい!という気持ちを育てる、ひとつのきっかけになると思っています。